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マンション特有の防災対策について

ページ番号:108221036

更新日:2023年12月19日

マンション防災マニュアルを作成しました

 豊中市は全住宅に占めるマンションなどの共同住宅の割合が高く、本市に居住する世帯のうち約22%がマンションに住んでいます。
 このように多くの方が居住するマンションにおいても、大地震等の災害に備え、マンションの特有の防災体制を検討・整備しておくことが重要です。
 当市では、各マンションが災害対策を進める上で必要なマニュアルの標準モデルとして「豊中市マンション防災マニュアル(作成例)」を作成しました。
 各マンションの実情に合わせて、事前対策及び発災時の活動をマニュアル化し、マンション全体の防災力を高めましょう。

 防災対策など、維持管理等が一定の基準を満たすマンション管理計画を自治体が認定する管理計画認定制度があります。認定を受けることで様々な効果が期待できますので、ぜひご検討ください。詳しくは下記リンクをご参照ください。

マンション特有の防災対策について考えましょう

現象 上層階の揺れは大きい


 建物は、上層階にゆくほど揺れが大きくなります。一般的に、1回が震度6弱なら15階は震度6強、30階なら震度7になると言われています。高層階になるほど、家具などの転倒、落下、移動の可能性が高くなります。 

対策 家具の配置換えや固定をしっかりと

 家具の配置の工夫や固定をすることは、命を守ることに直結します。特に揺れの大きい上層階ではしっかりとした対策が重要です。「わが家の防災マップ」12ページの家庭でできる安全対策を参考にして安全対策をしましょう。 

現象 避難にエレベーターは使えない

 地震発生後、エレベーターは、動いていたとしても使用してはいけません

対策 避難する場合は階段で

 階段を使って避難しましょう。玄関から避難できないときは、避難はしごなどを使ってベランダから脱出します。もしも、エレベーターの中にいるとき地震にあったら、全ての階のボタンを押し、停止した階で降りましょう。閉じ込められたときは非常ボタンを押して救助を求め、無理に脱出しようとしてはいけません。

現象 停電の影響が大きい

 停電が発生するとエレベーターが使用できなくなります。また、給水を電動ポンプで行っている場合は、断水してしまいます。

対策 必要な物資の備蓄を

 建物に被害が少なくても、マンションで生活を続けるためには、様々なものを備えておく必要があります。特に重要になるのは「水」「食糧」「トイレ」です。飲料水は、1人1日3リットルで3日分から7日分用意しておきましょう。 
 また、受水槽式のマンションにおいては、非常用給水栓を設置することが可能です。設置に費用はかかりますが災害時に役立ちます。非常用給水栓については、豊中市上下水道局経営部お客様センター給排水サービス課で相談できます。詳しくは下記リンクをご参照ください。

現象 排水設備の破損

 配水管が破損している状況で排水してしまうと、汚水がマンション内に流出してしまいます。大きな地震があった場合、管理会社による配管の点検が終わるまでは排水しないなどのルールを決めておくと安心です。また、トイレは、いざという時に備えて、水を使わない簡易トイレや携帯トイレを備蓄しておきましょう。 

避難支援が必要な人の支援にご協力ください

 豊中市では、災害発生時等において自力での避難が難しく、避難行動をとることに特に必要とされる方(避難行動要支援者といいます)の名簿を作成し、ご本人が同意をされた場合には、あらかじめ地域の支援者(避難支援等関係者といいます)に名簿をお渡ししています。
 大規模災害が発生すると、避難支援等関係者が名簿に登録された避難行動要支援者の安否確認や避難支援をすることになっています。
 しかし、マンションにおいては、エントランスのオートロック機能により、安否確認や避難支援ができないケースがあります。
災害時に単身高齢者などが自宅に取り残されることがないための仕組みですので、マンションの管理組合や自治会の皆さまにも、市の取り組みにご協力いただきますよう、お願いします。
 くわしくは、「防災・福祉ささえあいづくり推進事業」をご参照ください。

お問合せ

都市経営部 危機管理課
〒561-8501 豊中市中桜塚3丁目1番1号 豊中市役所第二庁舎3階
電話:06-6858-2683
ファクス:06-6858-2667

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