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第七回 市長が聴く「豊中青年会議所理事長 織田篤さんと直前理事長 米田勇一さんに聴く」

ページ番号:770011922

更新日:2021年3月3日

実施日

令和3年(2021年)2月9日(火曜)

概要

 青年会議所は「明るい豊かな社会の実現」という理念のもと、20歳から40歳までの会員で組織され、まちづくりのための様々な活動を行っています。今回はコロナ禍での一般社団法人豊中青年会議所(以下、JCI豊中)の苦労や今後の展望などについて、オンラインで織田理事長と米田直前理事長と対談しました。

対談要旨

一致団結~次世代への恩送り~


長内市長(以下、市長)
 米田さんは、JCI豊中の第54代理事長として「一致団結」というスローガンを掲げられ、2020年の活動をスタートされました。その後、新型コロナウイルス感染症(以下、新型コロナ)が拡大して大変苦労されたと思います。

米田 直前理事長
 そうですね。新型コロナの影響によりJCI豊中も3月から5月末まで活動を自粛することにしました。しかし、そのような状況でも、WEB会議をいち早く取り入れ、メンバー間でのコミュニケーションは継続していました。当初予定していたような活動はできなかったですが、オンラインで講演会を行うなど、新しい手法を取り入れることができ、メンバーの成長につながることもありました。

市長
 確かに、WEB会議のように新型コロナによって進んだ部分もありますよね。人が集まるような活動は難しかったと思いますが、阪急バスの側面をラッピングした啓発活動はすごく良い取り組みだと思いました。
 「新型コロナから豊中を守ろう!!」というJCI豊中からのメッセージと一致団結というスローガンが多くの市民の心に届いたと思います。

米田 直前理事長
 新型コロナを予見できていた訳ではありませんでしたが、人と人が手を取り合えないけれど気持ちだけは「一致団結」して、地域のために最大限の活動をしようとメンバーで意識をあわせることができたので、偶然ですがこの状況にぴったりくるスローガンになったと思います。

ツーアウト!満塁!!~必ずつなぐぞ、この打席~

市長
 本当に大切なことは事業の数や大きさではないと思います。しんどい状況のなかで一番必要なスローガンでしたね。本当に1年間お疲れ様でした。
 そして、今年の1月に米田さんから織田さんに理事長が引き継がれました。織田理事長は「ツーアウト!満塁!!」というスローガンを掲げられましたね。


織田理事長
 はい、今の状況はピンチであり、チャンスだと思っています。昨年はずっと新型コロナの影響により、活動を制限していた部分がありましたが、今年はコロナ禍であっても1年間必ずやり通すことで、状況が切り拓けると信じています。ツーアウト満塁のあとは必ず逆転してやる!という強い覚悟をもって、頑張っていきます。

市長
 2死満塁の後は、逆転。よく言ってくれました。一挙に良くなることは難しいかもしれませんが、徐々に明るさの兆しは出てくると思います。明るい兆しを豊中から実現していきましょう。
 織田理事長は、今年の事業の特色としてどのようなものを考えていますか。

織田理事長
 大きく2つあります。
 1つは、まちづくりです。「私たち青年会議所としてのまちづくり」これを豊中市と方向性を揃えて取り組んでいきたいと思っています。そして私たちができることについて、これからもっと発信していきます。
 もう1つは、人材の育成です。これは、これまで継続していた青少年育成はもちろん、私たちのメンバーも含めての人材育成です。この2つは私が中心で考えている看板事業ですね。
 当面は、地域の皆さんに集まっていただくことが、なかなか難しいので、外出自粛要請下においては特にメンバーの育成に力を入れていくつもりです。

豊中市×JCI豊中

市長
 今は人の心が落ち込んでいるので、若い皆さんに盛り上げていってもらうっていうのはすごく大切だと思います。織田さんも言っていたピンチをチャンスと捉える逆転の発想、同じ思いをもってしっかり進めていきます。
 特に、一昨年からはSDGsという共通目標に向かって、JCI豊中と一緒に取り組みを進めていますが、市政の中に若い人の感覚を入れるのがすごく大切なことだと思います。

米田 直前理事長
 そうですね、2019年にはTown Full Music Toyonaka in 野外音楽堂を沖縄市と豊中市の兄弟都市45周年を記念して開催した際、そこに市役所からSDGs普及啓発ブースを出展してもらったりしましたね。コロナ禍で難しいところはありますが、それ以降も市の皆さんと連絡は取り合っています。

織田理事長
 ぜひ今年も市の職員とSDGsに取り組みたいです。お互いの活動の意見交換だけでも、新しい発想や取り組みが生まれたり、一緒に発信できたりしています。どちらか一方だけではできないことも、協力すれば進めていける。良いことは一緒にしたいと思います。

市長
 市役所だけで旗を振ってもできないことは山ほどあります。皆さんは若く、地域社会のリーダーとしても、色々なノウハウや情報を持っておられます。これからもぜひ、JCI豊中とタッグを組んで、新しい発想のもと、取組みを進めていきたいと思います。今年もよろしくお願いしますね。

織田理事長
 ありがとうございます。楽しみにしています!なかなか今は直接会ってというのが難しいですが、このようにWEBなら大丈夫ですね。

米田 直前理事長
 この1年は、セミナーや式典などもこのようなWEBで配信して、自宅で見て参加するなど大きく変わりましたが、このような時期だからこそ、新しくなった一つの成果ですね。ぜひ一緒にタッグを組んでいきましょう。

市長
 今年は、ワクチン接種がはじまり、春から夏、秋口にかけて徐々に状況が変化してくると思います。その時々に合せて一緒にまたタッグを組んで面白いコトをたくさんやっていきましょう。
 昨年は、毎年見に行かせてもらってる、わんぱく相撲やサッカーJCカップ、他にも色んなものが中止になって残念でした。今年は開催できる時期がきっと出てくると思いますので、その時はまた、一緒に頑張って盛り上げていきましょう。今年もよろしくお願いしますね。


豊中青年会議所役員の皆さんと

お問合せ

都市経営部 秘書課
〒561-8501 豊中市中桜塚3丁目1番1号 豊中市役所第一庁舎3階
電話:06-6858-2010
ファクス:06-6858-4111

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