第1章　市民公益活動への助成（令和6年度分）

ページ番号：345174695

更新日：2025年12月17日

　
市民公益活動団体が自律的に発展していくよう、市民公益活動事業に必要な経費の一部を助成する制度を実施しています。応募書類と公開プレゼンテーションに基づいて審査を行い、交付を決定します。
同助成は、市民公益活動基金｢とよなか夢基金｣を原資として交付しています。

市民公益活動推進助成金

トピックス

助成事業実施の様子

令和6年度は、初動支援コース8事業、自主事業コース8事業に計2,431,000円を助成しました。（新規助成9団体）

令和7年度は、初動支援コースの助成上限額を15万円に引き上げる制度改正を行いました。

令和7年度の申込みは、初動コースと自主事業コースを合わせて24事業でした。（新規申込13団体)

令和6年度実績

1．助成金の募集・審査

【令和6年度助成　初動支援コース・自主事業コース】
	開催日時等	参加
募集説明会	・令和5年12月1日（金曜）19時～20時30分　地域共生センター・令和5年12月2日（土曜）14時～15時30分　市民公益活動支援センター・ZOOMを使用したオンライン参加も可能	38団体
申込み受付	令和5年12月4日（月曜）～令和5年12月28日（木曜）	19団体※
書類審査	令和6年2月7日（水曜）	非公開
公開プレゼンテーション・審査	令和6年3月10日（日曜）	36人

※審査前に1団体の申込取下げがありました。
　

2．令和6年度助成金交付事業・交付金額

【初動支援コース・自主事業コース】
	助成事業・金額		初動支援コース		自主事業コース
申込み	19事業	3,682,000円	10事業	917,000円	9事業	2,765,000円
助成対象	16事業	2,993,000円	8事業	717,000円	8事業	2,276,000円
助成確定	16事業	2,431,000円	8事業	662,000円	8事業	1,769,000円

3.令和7年度助成金交付申込み

	助成事業・金額		初動支援コース		自主事業コース
申込み	24事業	5,275,000円	12事業	1,590,000円	12事業	3,685,000円
助成予定	20事業	4,000,000円	10事業	1,315,000円	10事業	2,685,000円

4．市民公益活動推進助成金　交付事業一覧【令和6年度交付分】

＜初動支援コース＞
No	団体名	事業名	助成金額	事業概要
1	チーム竹未来	千里の竹の魅力発信：竹あかり制作と廃材竹チップの循環利用	100,000円	間伐竹材の利活用方法の一つとして『竹あかり』を制作することで、新しい竹の魅力を発信するとともに、制作過程で発生する竹チップを堆肥化し、千里ニュータウン内で循環させる活動を行います。
2	科学教室夢工房2 ライフサイエンス部会	環境技術要素を取り入れたSDGs商品の開発と地域ブランディング事業	13,000円	本事業では、活動において「科学のすばらしさを子供たちの手のひらの中に届ける」視点で環境教育要素を取り入れたプログラムや教材の開発を行い、その実施によって、SDGs商品の開発や地域ブランディングを行います。
3	認定NPO法人つながるいのち	こども農園でのおやこ農業体験事業	100,000円	過去農業体験に取り組んだが、収穫も少なく活動も一過性だった。今回本格的な畑づくりに取り組み、芝生や花壇も一体として整備する。また座学を取り入れ、近隣の団体と協力し、将来的に農業体験教室を目指したい。
4	ちぃきハッピークリエイターズ	プレママ・パパ歓迎！乳幼児親子が地域と出会うほっこりごはん会	100,000円	未就園児の親子と妊娠中の家族が「頼れる・相談できる」場所を作る。転入者も安心して豊中で出産し、「孤育て」にならない安心感を抱いてもらうために、リアルな情報を届け、ママ・パパたちの出会いの場所を作る。
5	Happy とよなかん♪	ミュージカルドリマーズゴールド	100,000円	心と体の健康体操です。認知症予防のセルフトークセッション、ボランティアでのダンス出演、これからの人生いつでもHAPPYにする活動をしています。
6	しんせんりみなみまち道の会	みんなで作る夢ROAD[トンカチもって！刷毛もって！]	100,000円	区福祉委員会より要望があった遊歩道内での休むことができるベンチ作りを大阪大学建築学科学生さんたちのアドバイスで定年退職したお年寄りを中心に木製のベンチを組み立てて、それを地域の子供たちがペンキで夢色を描いていく。そんな創作活動から自然に新しいコミュニティを作りベンチが完成する秋にお披露目を兼ねて遊歩道でキャンドルロードとして飾ってお祝いする。
7	f*terrace	不登校’sファミリーのためのおはなしサロン～音のおくりもの～	100,000円	ミニ・コンサート付き「不登校の親の会」です。ここには”仲間”がいます。同じ境遇の方とおはなし＋お菓子とお茶でリラックス＋プロの音楽家による生演奏で気晴らしになれば幸いです♪
8	HNRNP疾患患者家族会	超希少疾患患者会の交流と疾患啓発セミナーハイブリッド開催	49,000円	第1回HNRNP疾患患者家族集会・医師によるHNRNP疾患の講演をハイブリッドで配信（大阪母子医療センター遺伝科岡本伸彦先生/国立精神神経医療研究センター伊藤雅之先生）・患者家族の交流

＜自主事業コース＞
No	団体名	事業名	助成金額	事業概要
9	NPO法人にこにこエプロン	「親と子の笑顔を守るお手伝い」	500,000円	孤立しがちな親が気軽に立ち寄り相談できる居場所、講座、相談室。産前産後の親、乳幼児をもつ家庭への訪問支援。子育て経験者世代への講座。
10	一般社団法人ハンドメイドキャンドル協会	世界に一つだけのキャンドル作りと冊子発行	104,000円	障がいがある方・ひきこもりの方、生きづらさを感じている方にキャンドル作りを通して、自己肯定感を育みキャンドルナイトなどのイベントによってたくさんの方々との一体感を感じていただき社会につながる喜びを感じてもらう。
11	食と音のコラボラボ	トヨビア2024～音楽とビールの祭典～	125,000円	飲食と共に、音楽などのライブパフォーマンスと参加者からのリクエストによるBGMを流す音楽フェスタです。おいしいお食事とお飲み物などと共にやんわり音楽を楽しみましょう！
12	豊中池田おやこ劇場	シアタースタート～もっとかんげきして子育て～	167,000円	乳幼児のための舞台公演（人形劇や音楽等）を開催します。プロによる質の高い舞台で子どもと保護者が同じ体験を共有。子どものみる力・きく力・感じる力を育み、保護者は子どもの新しい表情・反応に出会います。
13	NPO法人アンジュ	ココでトモダチ作ろう！～障がいのある青年たちの居場所作り～	85,000円	年間3、4回、軽度の知的障害の青年と、興味関心事、仕事や友達関係で悩んでいる事を話し合い、リクリエーションをしながら交流を深めます。困り事から性の学びやお金、友達のトラブルなどを想定して一緒に学びます。
14	あいあい～愛逢 RADYONE	うさみみ活動☆聴活フリマルシェ	498,000円	聴活では、おしゃべりするだけではなく、気持ちの深いところまで話せるような関係や場所を作るために更にリアルで会えるイベントやSNSを活用していく。
15	えほんのおうちゆめのき文庫	「ありがとう」と「笑顔」が広がる絵本の日ゆめのきフェスタ	74,000円	命・多様性・平和の大切さを共有する絵本の読み聞かせを行う。また絵本作家との交流、司書による図書紹介、保育教諭による子育て相談、こどもの遊び場などのコーナーを設置し、親子で楽しめるフェスタとする。
16	NPO法人ウィークタイ	「ひきこもり」のための“レスパイトサービス”普及事業	216,000円	安心して眠れる場所の無い、ひきこもりなどの社会的孤立状態にある若者へ、不安や恐怖から離れ、安心して一夜を過ごすことのできる休養場所を提供し、かつその必要性を普及啓発し社会に広めます。

令和6年度市民公益活動推進助成金交付結果と委員会の意見（PDF：434KB）

5．その他の取り組み

（1）令和6年度交付分　市民市民公益活動推進助成金オリエンテーション

日　　時：令和6年5月10日（金曜）18時30分～20時
場　　所：豊中市立市民公益活動支援センター
実施方法：現場説明
参加団体：16団体・22人

（2）令和5年度交付分「とよなか夢基金」助成事業報告会

日　　時：令和6年6月29日（土曜）13時30分～ 16時
実施方法：千里文化センター「コラボ」
参加団体：13団体

一般参加：22人

（3）令和7年度交付分　市民公益活動推進助成金申込みオンライン公開プレゼンテーション

日　　時：令和7年3月2日（日曜）　9時30分～14時30分
実施方法：豊中市立市民公益活動支援センター及びオンライン
参加者数：団体39人　一般23人

令和7年度交付分　市民公益活動推進助成金の交付決定内容はこちら（PDF：1,036KB）

6．継続事業認証制度

助成金交付後も引き続き同様の事業を実施する場合に、継続してロゴマークの使用を認める認証制度を平成28年度（2016年度）に創設し、運用しております。

とよなか夢基金認証事業ロゴマーク
発行物や事業案内ちらしにロゴマークを掲載

一般社団法人日本産後ケア推進協会マナカイ
2024年度情報誌『こどものいるくらし』

取組みの振返り

令和6年度の状況

令和5年度初動支援コース8事業、令和6年度初動支援コース10事業となり、前年度から2事業の申込みが増加しました。
令和5年度自主事業コース11事業、令和6年度自主事業コース9事業となり、前年度から2事業の申込みが減少しました。
令和6年度の新規助成団体は7件でした。
助成金事業の申込み分野は子育ち・子育て支援や環境保全、障害福祉関連事業が多くなりました。

令和7年度の申込み等状況

募集説明会について、前年度（令和6年度）に助成金交付を受けている団体は説明動画の視聴で参加に替えることができるよう、申請に係る負担を軽減しました。
コロナ禍を経験して、新たに生じ又は拡大した地域課題へ対応するため、市民公益活動における新たなアイデアや工夫による取組みを支援できるよう、初動支援コースの助成限度額を10万円から15万円に引き上げました。
初動支援コース12事業、自主事業コース12事業の申込みがありました。うち、新規申込団体は13団体となり、新たな新たな参加者を呼び込むことができました。

団体への支援