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第4章 推進環境の整備

ページ番号:949287282

更新日:2024年11月18日

 
市民公益活動の推進に向けた環境を整えるため、市民公益活動支援センターの運営、NPO法人設立認証等事務、情報発信などの事業を実施しています。
 

1.市民公益活動支援センター

トピックス

令和5年度は、市民活動情報サロン(豊中駅前)から機能移転し、市民公益活動支援センター(庄内コラボセンター内)としての1周年を記念して「未来バトンリレーションフォーラム」を開催しました。場所が移ったことで、新たに南部地域の活動団体や周辺住民が積極的にセンターを活用されました。

市民公益活動団体の支援を行うと同時に、地域や行政との連携・協働を促進するためのマッチング交流会を実施しました。市民公益活動団体の持つスキルを地域団体にも活用してもらうための出前講座一覧表を作成し、複数の団体に提供することができました。

アウトリーチ事業として市内の各公民館で「おでかけ相談会」や「ボランティア入門講座」を実施し、各地域の方と繋がると同時に各施設の職員と地域課題について意見交換する機会を持ちました。 また地域課題や社会課題に関心をもつきっかけづくりとして、 「トヨカツcinema(映画会)」を実施し、市民が気軽にセンターを利用したり、地域課題や社会課題に関心をもつきっかけづくりとしました。

市民活動情報サロンからの継続事業にとどまらず、新たな場所で新規事業にチャレンジすることで、さらなる市民公益活動の推進に努めた1年となりました。

令和5年度実績

1.市民公益活動支援センターの利用状況

開館日数 250日 ※火曜から土曜日(祝日・年末年始は除く)10時から19時まで(水曜・金曜は21時まで)開館
利用人数 15,167人
<市民公益活動支援センターの取組み>

事業名

実績

内容

(1)情報発信の場の提供・交流の場の提供

市民活動サポート事業

実施29団体 148回

参加者784人

活動のPRや発展につなぐ場として、団体が市民活動情報サロンを利用して行う事業。上半期と下半期に分けて公募し、1団体につき月に1事業まで実施

ショーウィンドー展示

のべ24団体

(豊中駅旧市民活動情報サロン前)市民公益活動団体の活動等について情報発信。1団体につき概ね1か月間展示

ショーケース展示のべ17団体(庄内コラボセンター内)市民公益団体の活動等について情報発信。1団体につきおおむね2週間展示

ちゃぶだい集会

実施11回

のべ170人

ボランティアや個人・団体がゆるやかにつながり、日頃の活動を通して起こる疑問や課題解決に向け語り合う交流の場

チラシ配布準備会

実施12回

のべ95団体

市民活動サポート事業のチラシを、各公共施設に配架依頼を行うための準備作業を実施。

トヨカツcinema

実施7回

参加者98人

多様化する地域課題・社会課題について、映画をきっかけに知り、語り合う場として実施

(2)情報の収集・提供

市民公益活動団体情報

149団体

(R6.3末時点)

市内で活動する市民公益活動団体のデータベースをファイル(豊中市ホームページ含む)で公開

facebook閲覧数

4,364人

センター主催事業や市民活動サポート事業の情報を発信
※LINE公式アカウント登録者数 163人 Instagram フォロワー数 331人

ニュースレターの発行

3回
7,000部

センター事業の広報周知のためのニュースレターtaneの発行
第5号 9月 2,500部 第6号 12月 2,500部 第7号 2月 2,000部

(3)相談

一般相談

366件

市民公益活動に関する相談受付。電話・面接により対応。必要に応じて他団体等を紹介

専門相談

5件

法人設立や会計相談等の専門的な相談を専門機関への紹介等で実施

オンラインサポート33件市民活動に関わるオンラインについての相談や技術支援

おでかけ相談会

実施11回

参加者50人

市内各所にて団体運営に関する相談会を実施

(4)講座の開催・啓発の実施

ピンポイント講座

実施9回

参加者77人

市民公益活動団体のニーズに合わせた講座を、ピンポイントで企画・実施

ボランティア入門講座

実施12回

参加者29人

これからボランティアを始める人や興味のある人に向けて、ボランティアの基礎を伝える講座

(5)協働・連携の推進

マッチング交流会

実施4回

参加者96人

公共施設で働く人と市民活動団体、事業者、地縁団体などの連携協働をめざし、相互の業務や取り組みを紹介しあい、マッチングを行うための交流会

(6)その他

メールボックス

26団体

センター内のメールボックスの利用

ロッカー

12団体

センター内のロッカーの利用

シェアオフィス事業

43回

センター内のシェアデスクやミーティングスペース等の利用

交流スペース116回登録団体や地域の方々のミーティングや作業に貸出

市民活動情報サロン利用人数の推移

令和3年度一般相談の内訳

2.各事業の成果等について

〈主な各事業の成果等〉

事業名成果
市民活動サポート事業交流スペースが広くなったため、定員を増やしたり、複数団体が同時に活動するなど、多様な方法で実施することができました。公共施設に加えて、近隣の地域包括支援センターにサポート事業の予定表を置かせてもらうことができ、より地域密着型の広報が可能になりました。
ショーウインド展示(豊中駅旧市民活動情報サロン前)展示期間が2週間から1か月に延長されたため、長期間活動報告や告知ができました。
ショーケース展示(庄内コラボセンター内)どの団体も展示に工夫を凝らしており、展示に見入る市民も多く、団体の活動を積極的にPRすることができました。
ちゃぶだい集会ゲストとして事業者の方にお話しいただき、市民公益活動支援センターを利用したことのない人にも参加してもらうきっかけになりました。また、地元企業の取り組みを知ってもらう機会となりました。
ピンポイント講座SNSや広報スキルを強化する講座を中心に開催し、参加団体のスキルアップにつながりました。
協働マッチング交流会4回連続とすることで、行政と市民活動団体がつながり、企画段階でのアイデア交換や次年度に向けての事業計画づくりなど、具体的な協働が生まれました。
オンラインサポートオンラインサポートを通じて、団体のニーズを知ることができ、相談支援に繋げることができました。
ニュースレター発行事業年3回7,000部発行しました。ニュースレターを見て事業に参加された方もおり、センターの周知に効果がありました。

 〈新規事業〉

事業名成果
トヨカツcinema映画をきっかけにセンターを訪れ、市民公益活動に興味をもってもらうきっかけとなりました。
ボランティア入門講座アウトリーチによる開催でセンターに来ることができない方にも参加してもらうことができました。
おでかけ相談会庄内コラボセンター以外の各施設で行政職員から見た市民や地域との協働の課題の聞き取りを行い、施設間の連携強化やニーズの把握につながりました。

3.その他の主な取組み

学生・若者の市民公益活動への参加促進

・大阪大学公共政策研究会の研究「大学生と考える不登校問題」についての意見交換会を市民公益活動支援センターで行いました。

・大阪府立豊中高校の「志学」への協力として、学内で相談会を実施して生徒のボランティア参加へ支援を行いました。

  

4.市民公益活動団体への委託

[受託団体と委託金額(年額)の推移]
 

第1期

(平成16年度から18年度)

第2期

(平成19年度から21年度)

第3期

(平成22年度から24年度)

第4期

(平成25年度から27年度)

第5期

(平成28年度から30年度)

第6期

(令和元年度から5年度)

受託団体

NPO法人とよなか市民活動ネットきずな(豊中市岡町北)

NPO法人とよなか市民活動ネットきずな(豊中市岡町北)

NPO法人とよなか市民活動ネットきずな(豊中市岡町北)

とよなか市民公益活動協議体(豊中市螢池東町)

とよなか市民公益活動協議体(豊中市螢池東町)特定非営利活動法人とよなかESDネットワーク(豊中市庄内幸町)
委託金額(年額)

平成16年度
3,700,000円
平成17年度
5,034,000円
平成18年度
5,034,000円

平成19年度

5,100,000円

平成20年度

5,100,000円

平成21年度

5,100,000円

平成22年度
5,184,000円
平成23年度
5,334,000円
平成24年度
5,316,000円

平成25年度
6,438,000円
平成26年度
8,196,540円
平成27年度
8,196,540円

平成28年度
8,988,912円
平成29年度
8,988,912円
平成30年度
8,988,912円

9,800,000円
※10月1日消費税増税に伴い令和元年度9,890,740円
令和2年度
9,981,481円
令和3年度
9,981,481円
令和4年度(10か月)
10,075,956円
令和5年度
21,937,201円


2.情報発信

トピックス

庁内情報共有システムの「きょうどう通信 協DO WEB版」のページを活用して、協働の取組み等について情報発信を行いました。

とよなか夢基金のPRと市民公益活動の推進のため、動画を活用した情報発信を引き続き行いました。

豊中駅前ショーウインドーにて市民公益活動に関する情報発信を行うとともに、メールやFacebookを通じて、施策やイベント等の情報を提供しました。また、市民公益活動団体の広報力向上のための講座を行いました。

協働推進本部会議等の庁内会議において、施策やイベント情報などを提供しました。

令和5年度実績

1.情報誌「トロッコ」

発行月内容部数等
令和6年3月

〔第3号〕新田南地域連絡協議会の地域自治組織設立までのお話や、東泉丘小学校区で開催した地域の大会議の取組みなどを紹介しました。

1,200部

2.冊子・リーフレット等の発行

名称

内容

対象

部数

施策実施状況報告書

・市民公益活動推進施策実施状況の報告
・市民公益活動推進委員会からの評価等

市民

市職員

80部

とよなか夢基金結果レポート

・寄付額、件数
・助成金交付事業の概要 など

寄付者

市民

4,000部

自治会加入促進
チラシ、ポスター

・自治会の活動紹介

市民

チラシ10,000部

ポスター3,000部


3.メディア等による情報発信

内容

媒体

とよなか夢基金のPR動画

市ホームページ・まちかねビジョン・

マチカネチャンネル(YouTube)

令和6年度とよなか夢基金助成事業募集

説明会の告知

メディアリリース

LINEセグメント配信


4.庁内向けの情報発信(庁内情報共有システム)

庁内のシステムに「きょうどう通信協DO Web版」のページを設置し、協働に関する発行物のほか、協働の取組状況調査の結果や、市民公益活動団体の情報等を掲載しています。

5.ホームページ

市民公益活動推進施策及び地域自治推進施策について、最新の情報を随時、更新しました。(閲覧数 85,898回)
 

3.NPO法人設立認証等事務

トピックス

学術、文化、芸術又はスポーツの振興や、保健、医療又は福祉の増進等を活動領域とする5法人が新たに設立されました。

・NPO法人の管理、監督事務として認証取消し等を行いました。

令和5年度実績

NPO法人設立認証等事務の実績

法人数:99法人(豊中市に主たる事務所を置き、豊中市が事務を所管している法人数 令和6年3月31日現在)
<NPO法人の認証等事務>  

業務内容※

件数(件)

法人の設立認証等

6

役員変更等の届出受理

63

定款変更認証

1

定款変更の届出受理

2

事業報告書等の受理及び閲覧等

94

総会決議等による解散の届出受理・清算結了の届出受理

4

改善命令に従わない場合及び3年以上事業報告書等を提出しない場合の法人の設立認証取消

1

定款変更に係る登記後、登記事項証明書の受理

2

合計

173

※大阪府から移譲を受けた20業務のうち、取扱い実績のあったものを掲載

<NPO法人からの運営等相談>

相談内容

件数(件)

設立に関すること

89

提出義務の書類に関すること

140

解散に関すること

18

閲覧請求に関すること

2

その他

51

合計

300件(行政機関等含む)


 
 

4.その他交流活動

トピックス

昨年に引き続き、施設管理者が集まり、意見交換を行いました。また、協定の継続を確認し、豊中・岡町駅周辺地域集会施設「紹介リーフレット」の改訂版を発行したほか、その詳細について市ホームページに掲載しました。

令和5年度実績

豊中・岡町駅周辺地域集会施設管理者交流会

【交流会を構成する施設】9施設
千里園会館、本町会館、岡上の町会館、北桜塚会館、おかまち・あーとらんどYOU2、桜塚会館、豊中倶楽部自治会館、岡会堂、石塚会館

日付・会場議題

参加者数

1

令和5年6月14日

中央公民館

・集会施設有効活用に向けた情報交換

・集会施設の相互利用に関する協定の継続について

・リーフレット及びホームページの更新について

9施設

※協定の継続を協議した結果、1年間延長するとともに、リーフレットの内容を更新しました。

取組みの振返り

1. 市民公益活動支援センター

市民公益活動支援センターの開館状況及び取り組み状況

  • 令和5年度は250日開館、15,167人が来館しました。子育て支援施設と隣接していることもあり、子育て世代の市民の来館者数がふえました。
  • 「ショコラフェスタ」「キッズランドしょうない」などのイベントに、庄内コラボセンター内の各施設と協働して取り組みました。
  • 地域自治組織の形成支援として東泉丘小学校で実施したワークショップで、地域住民同士の意見交換会のファシリテートを行いました。
  • 市民公益活動支援センター開設1周年記念として「未来バトンリレーションフォーラム2024」を開催しました。
  • 複数の団体と行政が集う「協働マッチング交流会」等、市民活動情報サロンでは実施できなかった規模の取り組みを交流スペースで実施しました。

2.情報発信

市民及び団体向けの情報発信

  • 豊中市市民公益活動施策実施状況報告書を市内公共施設等に配架しました。
  • とよなか夢基金結果レポートを寄付者に配布するとともに、市民が閲覧できるように各施設に配架しました。
  • 市民公益活動に関する取組みを周知するため、ショート動画を作成し、市公式チャンネル「とよなかチャンネル」にて活動状況をPRしました。

庁内向けの情報発信

  • 職員向け庁内システムの「きょうどう通信 きょうDO WEB版」において、令和4年度実施事業における「協働の取組状況調査結果」及び令和5年度の協働推進員研修関係資料を掲載しました。

3.NPO法人設立認証等事務

令和5年度の取組み状況

  • これまで書面でのみ受付ていた申請・届出等を、内閣府が運営する「NPO法人ポータルサイト」からオンラインでも入力・提出できるようになりました。

4.その他交流活動

  • 豊中・岡町駅周辺地域集会施設管理者交流会を開催し、自治会館・地区会館等集会施設の有効活用に向けた情報交換を行いました。コロナ禍で落ち込んでいた施設利用率は、回復傾向にあることを確認しました。

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お問合せ

市民協働部 コミュニティ政策課
〒561-8501 豊中市中桜塚3丁目1番1号 豊中市役所第一庁舎5階
電話:06-6858-2041
ファクス:06-6846-6003

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