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豊中市の認知症の支援や取り組み

ページ番号:900672107

更新日:2024年8月28日

住み慣れた地域で希望を持ち安全・安心して暮らし続けるために  

ページ内容
(1)これって認知症?まずはチェックしてみましょう
(2)認知症の基礎知識
(3)早期発見・早期相談が大切(相談窓口紹介)
(4)医療機関について
(5)認知症を支える取り組み
(6)認知症の方が安心して暮らせるサービス
(7)地域で広がる見守り活動

(1)これって認知症?まずはチェックしてみましょう

最近、もの忘れが気になる・・・
認知症かもしれないけど本人にもの忘れの自覚がない・・・
そんな不安を抱える方や、今は元気だけど興味がある方などには「自分でできる認知症チェックリスト」があります。
一度チェックしてみてましょう。不安解消もしくは認知症の早期発見につなげることができます。

自分でできる認知症チェックリスト
日付や曜日がわからない
置き忘れ、しまった場所を忘れることが多くなった
以前に比べて怒りっぽくなった
お金の計算ができない
やる気がなくなったり、入浴や更衣が面倒になった
物の名前が出てこない
本の内容やテレビの筋がわからないことがある
慣れた道でも迷ってしまう
現実にないものが見えたり、聞こえたりする
信号無視など社会のルールを守らなくなった

※1項目でもチェックがついたら、早めにかかりつけ医などに相談することをお勧めします。
※ご自身で気づきにくい変化もありますので、ご家族と一緒にチェックしてみることもお勧めです。

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(2)認知症の基礎知識

認知症とは?

認知症とは、脳の病気や障害など様々な原因により記憶力、理解・判断力に変化が起こり、
日常生活に支障が出てくる状態をいいます。
また、65歳未満で発症した認知症を若年性認知症といいます。
認知症の原因となる主な病気として「アルツハイマー病」「脳梗塞」などがあります。

認知症の症状

脳に起こっている病気そのものによって現れる記憶力、理解・判断力の低下などの症状を「認知機能障害」といいます。
加齢による単なるもの忘れと区別はむずかしいですが、歳を取ればだれでも感じるもの忘れと、認知症によるもの忘れは違います。
加齢によるもの忘れと認知症のもの忘れの違いは以下のとおりです。

  加齢によるもの忘れ 認知症によるもの忘れ
体験したこと 一部を忘れる
例)朝ごはんのメニュー
すべてを忘れている
例)朝ごはんを食べたこと自体
もの忘れの自覚 ある ないことが多い
探し物に対して (自分で)努力して見つけようとする 誰かが盗ったなど、他人のせいにすることがある
日常生活への支障 ない ある
症状の進行 きわめて徐々にしか進行しない 進行する

認知症のもの忘れは、出来事そのものを忘れてしまうこと、ヒントがあっても思い出すことができないことなどが特徴です。ほかにも、仕事や家事など普段やってきたことでミスが増えたり、話が通じなくなったり、慣れた道で迷う、気力がなくなる、現実には見えないものが見える、妄想があるなど症状は多様です。認知症の原因となる病気により、どのような症状がでてくるか異なります。
このような症状に気づいたときは、かかりつけ医に相談することをお勧めしています。

認知症の経過

認知症の進行は、原因となる病気や体の状態など人によって異なります。
軽度認知障害(MCI)、軽度認知症、中等度認知症、重度認知症と、
なだらかに進行する場合や階段状に進行するなど、経過は個人差が大きく進行の早さもさまざまです。

軽度認知障害(MCI)とは?

もの忘れなど軽度の認知機能障害が認められ、「脳の機能が健常な状態」と「認知症」の中間的な段階を
軽度認知障害(MCI:mild cognitive impairment)と呼びます。
MCIの状態の人は必ずしも認知症に進むわけではありません。MCIの原因によっては状態が保たれたり、
回復したりすることもあります。だからこそ、早期発見、早期相談が大切です。

若年性認知症について

認知症とは高齢者ばかりでなく、65歳未満の人も認知症を発症することがあります。
65歳未満の認知症の人を「若年性認知症」といい、豊中市では医療、経済・福祉、雇用・就労面での支援を行っています。
詳しくは下記のページのリーフレットをご覧ください。

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(3)早期発見・早期相談について(相談窓口のご案内)

早期に相談・検査を受け必要な場合は治療を受けることで、進行を遅らせたり、症状を改善できる場合があります。
また、症状が進行する前に今後どのようなケアが必要になるのか事前にわかり、介護体制を整えることができます。
認知症かもしれないと思ったら早めに相談しましょう。

医療機関

認知症かな?と心配になったら、専門医療機関の受診、検査等を受けることが大切です。
そのためにまず「かかりつけ医」に相談しましょう。かかりつけ医がいない場合は認知症の相談ができる診療所に相談し、専門医療機関の紹介を受けましょう。
詳しくは(4)の医療機関情報をご覧ください。

地域包括支援センター

介護・福祉・権利擁護・介護予防などさまざまな相談を受けて総合的に支援する機関です。
豊中市内を7つの圏域に分けて、地域の特色にあった認知症の支援をしています。
また、各地域包括支援センターには認知症地域支援推進員を配置し、認知症の方や家族のニーズにあった支援を行っています。

認知症初期集中支援チーム(とよなかオレンジチーム)

認知症専門医・看護師・社会福祉で構成される認知症初期集中支援チームです。
40歳以上で、認知症の診断を受けていないが症状でお困りの方などが、適切な医療や介護につながるよう
相談や必要に応じて訪問しサポートも行います。

【問合せ先・住所】
服部本町5-2-8
服部地域包括支援センター内 
06-6865-2378
月曜日~土曜日 9:00~17:00

その他の相談窓口

若年性認知症コールセンター

日時:月から土曜日 10:00~15:00
   水曜日のみ  10:00~19:00
   (年末年始・祝日除く)
電話番号:0800-100-2707
全国どこからでも携帯電話からでも無料

福祉なんでも相談

各小学校区で福祉なんでも相談を開設し、制度の狭間の問題をコミュニティソーシャルワーカーとともに解決に結びつけます。
【お問合せ先】
豊中市社会福祉協議会 
電話 06-6848-1279

精神保健福祉相談

総合失調症やうつ病、アルコール・薬物・ギャンブルなどの依存症などのこころの病について、
受診の必要性や対応方法など精神保健福祉士や保健師などが相談をお受けします。
まずは電話でご相談ください。

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(4)医療機関について

かかりつけ医を持ちましょう

ふだんから診療していただけるかかりつけの病院、診療所を持つことで、
専門の医療機関と連携して診ていただけます。

初回受診時のポイント

●気になる認知症の症状や、相談内容は事前にメモしておきましょう
●一般の診療所に認知症のことで初めて受診する際は、事前に連絡してから受診しましょう
●診療所や医療機関の診療対応曜日、時間等の情報は各診療所、医療機関にお問合せください

認知症の相談ができる診療所

認知症の相談ができる専門の医療機関

認知症の検査・治療を行う専門病院

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(5)認知症を支える取り組み

認知症医療・福祉連携おたすけマップ

認知症になっても住み慣れた地域で安心して暮らし続けるために、豊中市では認知症の状態に応じた支援をしています。
認知症を支えるしくみや、相談窓口、医療機関情報など、こちらのホームページに掲載している情報が
「認知症医療・福祉連携おたすけマップ」(冊子)に
まとまっています。ぜひご利用ください。
配布場所:豊中市役所第2庁舎1階 長寿安心課
     地域包括支援センター

認知症で歯科診療を受けることができない場合は

【障害者歯科診療事業】をご利用ください。
障害者歯科診療では認知症の方の歯科診療の相談に応じ、治療も行っています。
まず、電話でご予約ください。

【在宅歯科ケアステーション】
口腔ケア、義歯の作製・調整などお悩みがありましたら、まずは電話でご相談ください。

薬局で認知症の方の服薬相談ができます

薬局で認知症の方の服薬の相談ができます

同じ立場の人と出会って交流することができます

【豊中市老人介護者(家族)の会】

同じ悩みを持つ介護者同士が手を取り合って、介護の方法や福祉の情報交換などを行い、支えあっていく会です。
男性介護者の集い、若い介護者の集いなどの開催、協力も行っています。
【お問合せ先】
豊中市社会福祉協議会
電話 06-6848-1279

【認知症高齢者家族交流会・家族教室】

認知症の方を日々介護している家族の方を対象に、その介護疲れやストレスを軽減する為に、
家族間の情報交換や、介護に関して学習することを目的として開催しています。

日時:毎月 第1月曜日 13:30~15:30(年始、年度初めなどは変更することがありますのでお問い合わせください)
内容:奇数月は参加者同士の交流会、偶数月は家族教室としてゲストスピーカーを招いて勉強会を開いています。
   場所は下記までお問い合わせください。
問合せ:長寿安心課 相談支援係  電話6858-2866
    豊中市社会福祉協議会 地域支援係 電話6864-1279

(6)認知症の方が安心して暮らせるサービス

認知症はその症状の進行状況に応じた支援が大切です。豊中市では、認知症の方や
その家族の方が安心して過ごせるよう、介護保険サービスをはじめ介護保険サービス以外の
様々なサポートがあります。

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(7)地域で広がる見守り活動

認知症であることは特別なことではなく、認知症に対する正しい理解を広め、
地域の中で「私が認知症になったらよろしくね」「誰が認知症になってもおたがいさま」と言い合える関係づくりが
住み慣れた地域で安心・安全に過ごすことのできる大きな力になります。
豊中市では、地域において認知症を正しく理解し、支える人・支えられる人の垣根を超えた取り組みが広がっています。

とよなかオレンジカフェ

認知症になったらなにもわからなくなる・・・そんなイメージを持っていませんか。
認知症があっても活躍している人、前向きに暮らしている人がたくさんいます。
オレンジカフェは、慣れ親しんだ場所や人とのつながりが途切れず、
だれもが楽しく安心して気軽に相談や話しができる場であることを大切にしています。
詳しい内容や開催場所などは下記のページをご覧ください。

開催日時等は変更していることもありますので、事前にお問い合わせのうえ、ご参加ください。

若年性認知症 本人・家族の集い『ももの会』


若年性認知症の人、家族の方を対象に『ももカフェ』を2か月に1回、偶数月に開催しています。
開催日等は下記までお問い合わせください。
【お問合せ先】
豊中市社会福祉協議会 中央包括支援センター
電話 06-6841-9384

認知症サポーターになりませんか?

認知症について正しく理解し、認知症の人や家族に対しての身近で温かい「応援者」を認知症サポーターとして養成しています。
認知症は誰もが経験する可能性があるため、自分や家族、あるいは友人や知り合いのために
みんなで認知症サポーターになりましょう。詳しくは下記のページをご覧ください。

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お問合せ

福祉部 長寿安心課 相談支援係
豊中市中桜塚3-1-1 豊中市役所第二庁舎1階
電話:06-6858-2865
ファクス:06-6858-3611

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