市長
皆さんは豊中あぐりを通じて社会参加されていますが、この活動に参加されたきっかけを聞かせていただけますか。
会員
8年前に定年退職をして大阪に来ました。大阪には知り合いがいないので、どのようにして社会参加したら良いか社会福祉協議会に相談したところ、豊中あぐりを紹介されました。今は千里を担当し、仲間と一緒に畑仕事をすることが毎日の楽しみになっています。
会員
退職後、10年ほど能勢町で農家のボランティアをしていましたが、それに参加できなくなってから、あぐり会員の方から豊中あぐりの話を聞き、やっぱり農業がしたいと思い参加しました。週に2回参加することが私の生活リズムになっており、農業で汗をかくことが、精神的にも肉体的にも良いと思います。

移動販売の様子

会員
豊中あぐりの活動の第一は野菜づくりで、8つの農園がそれぞれ工夫をこらしながら四季折々の野菜やお米を作っています。作った野菜などは、朝市として地域の皆さんにお知らせし販売しています。直接、消費者の方に触れる機会は貴重で、「前回美味しかったからまた来たよ」と言ってもらうこともあります。また、移動販売もしており、買い物が困難な地域や介護施設に伺っています。
市長
消費者と生産者がお互いに顔が見えることで、強いつながりができますね。今回のテーマに「アクティブシニア」とつけさせていただいたとおり、皆さんがアクティブに活動されていて、本当に素晴らしいことだと思います。

ふれあいトーク後、原田菜園の稲刈りに参加させていただきました。中腰の姿勢はなかなか大変でしたが、立派に実った稲を皆さんで協力しながら刈り取りしました。
本市では、皆さんの市政に対するご意見等を踏まえながら、いきいきと暮らせる、活気に満ちた魅力あふれるまちづくりを進めていきます。