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第27回(令和7年度第1回)長内市長ふれあいトーク「10年後のとよなかはどんなまち?」

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更新日:2025年11月6日

今回は、「ユースモ! in とよなか」に企画提案をされた応募者の大学生とのふれあいトークを実施し、10年後のとよなかについて、意見交換を行いました。
「ユースモ! in とよなか」は若者による企画立案・実践事業として行い、ユース世代の「これ”も”できる!あれ”も”やりたい!」という前向きな気持ちを応援するためのプログラムで、市内外で活躍する先輩たちとの交流会や勉強会、企画書作成のサポートを行い、採用された企画には補助金等により活動を支援します。

日時:令和7年(2025年)9月10日(水曜) 午後3時30分から
場所:豊中市役所第一庁舎3階 第2応接室

ふれあいトーク出席者


参加者名(ふりがな)(敬称略)所属最近の活動内容

木下(きのした) (かい)

京都工芸繊維大学大学院 2年物やサービス、伝統工芸等のデザイン活動
栗原(くりはら) 秀真(ほつま)

大阪大学工学部 3年

生成AIの教育・活用の推進活動

高谷(たかたに) 優希(ゆうき)(注釈:高は「はしご高」)

近畿大学総合社会学部 3年

地域の場づくり、課題解決活動

安島(やすじま) 芽生(めい)

慶應義塾大学理工学部 3年小学校でのSDGsイベント活動
山田(やまだ) 果凛(かりん)

大阪大学人間科学部 3年

シニアクラブの運営支援活動


ふれあいトーク

10年後のとよなかにあったらいいなと思うもの、残っていてほしいもの

司会
10年後の豊中市にあったらいいなと思うものがありましたら、お聞かせください。

木下さん
市役所がもう少し市民に開かれたものになっていれば良いなと思います。
若い人たちや親子連れなど様々な世代が集まることで、交流が生まれるでしょうし、市と市民の距離が近くなり意見を聴く機会が増えることで、市民が暮らしやすい未来を作っていけると考えています。

栗原さん
AIがもっと身近なものになっていれば良いなと思います。
提供するサービスを単に告知するだけでなく、市民の方々に寄り添って伝えていくことを地道に積み重ねていくことで、10年後にはAIが当たり前の市になっていると思います。

高谷さん
公共交通機関を利用しづらい地域の方が、気軽に利用できる交通手段があれば良いと思います。人の移動から交流が生まれ、より良いまちになると思います。

安島さん
市民や市役所の取組みを発信できるようなデジタルプラットフォームです。
豊中市出身の市外在住の方でも、市の取組みに遠隔で参画できるようなデジタルの場があれば良いなと思います。

山田さん
独居老人が、社会課題として捉えられていない市であってほしいと思います。
お一人で住まれたい方が、独居だから大変ということでなく、地域の皆さんが繋がっていて、困ることがない、孤独死がないまちであってほしいと思います。

司会
それでは次に、10年後の豊中市に残ってほしいものを教えてください。

木下さん
服部緑地公園です。
子どもの時の思い出がたくさんあります。大人になって家族ができ、高齢者になっても、多様な人たちがずっと使える公園であってほしいと思っています。

栗原さん
大阪大学です。商店街が学生団体レベルで連携している非常に魅力的で大好きな大学です。
もっと地域との関わりを続けてほしいと思います。

高谷さん
まちに関わって活動している人たちが残っていてほしいと思います。子どもの頃に外国の方とキャンプをしたことがあり、NPOや市民団体の方が企画をしてくれていました。
将来の子ども世代にもこのような貴重な経験をしてほしいと思いました。

市長
大阪大学は北摂の頭脳であり、今後も地域社会の課題解決や活性化に向けた取組みを進めてくれることを期待します。
また皆さんのご意見のとおり、「将来世代へ繋いでいく」取組みは残っているべきでしょうね。

安島さん
公園やお祭りなど、子どもたちの身近に、安心して過ごせる場が残っていてほしいと思います。

市長
市役所や図書館、公民館など、公共施設の中で勉強できる空間を作ったり、今は対象者の限られている施設を多世代が利用できるようにするなど、子どもや子育て世代の居場所を増やしていきたいですね。
また、お祭りなどで学校の体育館を使うことも多く、万一の災害発生時には避難所としても使うため、令和7年9月末には、市内の全小中学校でエアコンが使えるようになります。市として、必要なことにはしっかりと投資していきます。

山田さん
やはり老人会です。高齢者が元気なときに楽しく活動し、社会参加をすることで介護予防につながる可能性があります。さらには、地域の活性化と、主体性のある温かいまちにつながると思います。
 

市長
様々な人生を過ごされてきた方が、それぞれのライフスタイルを選択できるようにすることが一番いいことだと思います。
そして、若い人も含め、地域のみんなで一緒に楽しいことをやろう、という働きかけはひとつのきっかけになると思うので、とても大切なことだと思います。

参加者から市長に聞きたいことや意見など

山田さん
市長にとって、10年後どんな豊中市であってほしいか教えてください。

市長
コミュニティづくりが続いていくまちであってほしいと思います。
例えば、千里ニュータウンができた時には、学校を中心としたコミュニティができ、お祭りやおみこし、盆踊りなど、地域の人たちが一から作ってくれました。苦楽を共にするような、そんなまちを作ってくれたわけで、これこそが豊中市の良いところです。
「コミュニティは人が作る」
その基本的なポリシーは10年後、20年後の豊中市にも受け継がれていってほしいと思います。

安島さん
今回のユースモの取組みは自分にとって非常に良いきっかけでしたが、豊中市として若者や学生の意見に期待していることは何ですか。

市長
行政がまちづくりを進めるうえで、20年後、30年後を考えると、皆さんのように未来を支えていく世代の意見を聞くのは当然で、将来、「あのとき言っておいたら良かった」と思われない世の中にしていくため、些細なことでも何か意見を言ってもらうことが大切だと思っています。

高谷さん
現在は、「子育てしやすさNO.1」を掲げておられますが、次にナンバーワンをめざしているものはありますか。

市長
「住んでみたいまち」ですね。
昔住んでいたから戻ってきてもらうというだけでなく、住んだことがない人にも住んでみたいなと思っていただけるような、憧れのまちになれたらいいなと思います。

栗原さん
私が所属する学生団体で主催したAI講座で、募集から半日足らずで予約が埋まりました。広報誌の一角に掲載いただきましたが、AIの使用経験や年齢、性別に関係なく様々な方に受講いただけて、市民の皆さんの好奇心や向上心などに感銘を受けました。

市長
達成感を感じてもらえて良かったです。広報誌面も二次元バーコードを掲載するなど、時代に合わせて変化させていますが、そのように接点になることが大切だと思っています。

木下さん
高齢者の方への支援など、お考えのことなどあれば教えてください。

市長
生きていく価値観というのは、年齢層または世代によって違うと思います。
「こういうふうに生きてください」ということは絶対に言わないようにしています。
市長として、様々な選択肢をお示しすることが大切だと思っています。その中から選べないという場合には、その人の状況をしっかりと聞いていくという、「聴く姿勢」をこれからも大切にしていきたいと思います。

今日は、色々な意見を出してくれてありがとうございます。大変参考になりました。
これからも、それぞれの活動をがんばってくれることを大いに期待しています。

動画

長内市長ふれあいトーク「10年後のとよなかはどんなまち?」
画像をクリックすると、動画が再生されます(外部サイト)

お問合せ

都市経営部 広報戦略課・秘書課
〒561-8501 豊中市中桜塚3丁目1番1号
電話:広報戦略課(06-6858-2029) 秘書課(06-6858-2010)

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