第28回(令和7年度第2回)長内市長ふれあいトーク「誰もが幸せに歳を重ねられる社会にするために」
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更新日:2026年3月27日



「ユースモ! in とよなか」で採択された「超幸齢化プロジェクト」を運営する大学生4名とのふれあいトークを実施しました。
当日は、旧豊中市立島田小学校で行われた、同プロジェクト主催のもちつき大会に参加し、意見交換を行いました。
「超幸齢化プロジェクト」:
少子高齢化による社会保障制度の維持の難しさといった課題に対し、健康に活動できる期間を延ばし、歳を重ねることをポジティブに捉えられる社会をめざして活動されています。主にシニアクラブの運営に関わり、大学生の挑戦の機会創出や多世代交流を生み出す取組みを行っています。
「ユースモ! in とよなか」:
若者による企画立案・実践事業として行い、ユース世代の「これ”も”できる!あれ”も”やりたい!」という前向きな気持ちを応援するためのプログラムで、公開プレゼンテーションを経て6件の企画を採択しました。
「ユースモ! in とよなか」の詳細はこちらをご覧ください(外部ページが開きます)
日時:令和8年(2026年)1月18日(日曜) 午前11時30分から
場所:旧豊中市立島田小学校体育館
ふれあいトーク出席者
| 所属 | |
|---|---|
| 大阪大学 人間科学部 3年 | |
大阪大学 法学部 2年 | |
大阪大学 基礎工学部 2年 | |
| 大阪大学 人間科学部 4年 |
ふれあいトーク
普段の活動について
司会
本日は超幸齢化プロジェクトを企画運営されている大阪大学の学生の皆さんと長内市長との意見交換をさせていただきます。
まずは、皆さんの普段の取り組み内容などを1人ずつ紹介してください。

山田 果凛さん
山田さん
自分の持てる時間の大半を使って、たくさん地域に入って、プロジェクト代表の一人として現場で勉強させていただいてます。

高柳 京果さん
高柳さん
山田さんと同じく自分の時間をフル活用して、2つのプロジェクト活動を行っています。
このプロジェクトでは、シニアクラブの担当としてイベント作りや会長のサポートを行っています。
別の国際交流プロジェクトでは代表として、留学生が社会参加する機会を作るための活動を行っています。

池上 悠太さん
池上さん
シニアクラブの担当として、会長と一緒に映画鑑賞を企画運営しています。
先日も3回目を開催し、20名ほどが参加してくださいました。
参加者からのリクエストやご意見をしっかりと聞いて、より良い運営になることをめざしています。

大川 ひなたさん
大川さん
所属している学科で学べる範囲が広く、自分の興味に合わせて、法律や経済を学びながら少子高齢化についてこのプロジェクトで学んでいます。
理想の高齢者像について

市長
人間科学に加えて、基礎工学や法学など、いろんなことを学んでいる人がチームになって、一緒に活動をしているというのは面白いですね。
皆さんはどんな高齢者になるのが理想ですか。

高柳 京果さん
高柳さん
先日お会いした90代のおばあちゃんが、とてもお元気で理想的でした。
その方は自宅で会社をされていて、社員さんが気持ちよく仕事ができるように、毎朝会社の周りの掃除や花の水やりをされていて、忙しくされています。
ほかの人のために行動して、それが自分の健康維持につながっていて素晴らしい生き方だなと思いました。
市長
毎日、何かの予定があるというのが、健康維持には良いことなのでしょうね。

池上 悠太さん
池上さん
近所の人と顔の見える関係性を築きたいと思います。
担当クラブの皆さんと一緒に商店街で買い物をしたり、地域を歩くことがよくありますが、人と会うたびに「最近どう?」など、会話が生まれていました。
私は今一人暮らしをしていますが、周りにたくさん同年代の人がいるものの、近所に誰が住んでいるかということもほとんどわからない状態です。
何かあった時に、近所に頼れる人がいるということはとても心強いですし、そんなまちで過ごせたらとも思います。

市長
以前、民生委員をされていた方々と地域を歩くことがありました。
印象的だったのは、見かけた若者に「大きくなったね」と声をかけたら、笑顔で会釈が返ってきたり、子ども連れのご家族に声をかけて子どもの誕生を一緒になって喜んだりしていた姿でした。
豊中には、そのように地域の絆を築いてくれている人がたくさんいて、皆さんの日常を作ってくれています。

大川 ひなたさん
大川さん
横の繋がりだけでなく、縦の繋がりが欲しいと思います。
高齢者の方と若い世代が交わることで、新しい価値観が生まれると思っています。
若い世代にとっては、高齢者の方が持っている様々な知識や経験を取り入れることで将来に生かすことができますし、高齢者の方にとっては、今の流行りを知ったり、元気をもらったりと、お互いに刺激しあいながら日々新しい何かが得られる生活ができると思います。
市長
高齢者の医療の確保に関する法律では、65歳以上が高齢者と定義されていて、私もその範囲に入っています。
高齢者自身も「自分のことは自分で」、「社会参加して社会に還元していく」など、時代の変化とともに意識が変わってきていますね。

山田 果凛さん
山田さん
私たちで地域の見回りもさせていただきましたが、「明日も来てね」など、皆さんから喜んでいただきました。
高齢者の方が社会の役割をもって活躍されるというのが、私たちの理想です。
市長
孫世代に近い若い方から「元気?」や「大丈夫?」と声をかけてもらったら、皆さん張り合いがでてくるでしょうね。
強みと事業をうまく繋げていると思います。
超幸齢化プロジェクトについて

山田さん
新型コロナが流行した際などは、高齢者の方が外に出るためのハードルが高くなっていましたが、私たちのような大学生が「一緒に何々しましょう」とお声がけしたら、「やろうか」と言って活動の場に出てきてくださいました。
いったん役割が決まると、積極的に進められるので、メンバーからは「今日はほとんどやることなかった」といった話が出る時もあります。
また、今は庄内地域を拠点としていますが、今後メンバーと拠点をどんどん増やして、活動を広げていきたいです。
高柳さん
お孫さんと一緒に住んでいる方が、すごく生き生きとお話しされている姿を見かけます。
そういったことからも、多世代で関係性があるということの重要性を強く感じています。
大川さん
活動していく中で、本当の孫のような関係性を築けているように思います。私は祖父母とは遠い場所に住んでいるので、身近にいるおじいちゃんおばあちゃんから孫のようにかわいがってもらえてうれしく思いますし、逆に私たちがいることを喜んでくださっています。
大学生の自分たちがやってあげるということではなく、お互いがお互いのためを思える関係づくりができていることがこのプロジェクトの良いところだと思っています。

市長
シニアクラブの中で、多世代のつながりを作ったり、一部分でなく普遍化していくことができるかということが課題なのでしょうか。
豊中市には介護予防センターという拠点がありますが、時代の変化とともに高齢者の方の意識も変化していて、利用目的や利用時間などが変わってきています。
そんな中で、子どもが自由に遊べる場所が少ないというのもあって、高齢者の方が使っていない時間やスペースを子どものために使わせてもらったりと多世代が使えるようにしていこうと取組みを進めています。
そこで、例えば勉強を教えられる方は子どもに教えたり、囲碁将棋を子どもたちを交えてしたりと、交流が進めば良いなと思います。
皆さんの活動もそういったところでやってもらえたら、共感がさらに得られるかも知れませんね。
それから、豊中市には、昔からある村が発展してきた地域と、ニュータウンと呼ばれる丘陵を切り開いて新たにまちを作った地域があります。
どちらも、素晴らしいコミュニティを築いてこられて今があるんですが、成り立ちが違う分、まちの雰囲気にも違いがあるので、次は千里地域の方に拠点を構えると、また違ったものが得られて、面白いかもしれません。
豊中市に期待すること

大川 ひなたさん
大川さん
高齢者の方をはじめ、若者がいろんな世代の人と関われる場を作ってもらいたいです。
私はこのプロジェクトに参加するまで、関わる場や機会を全く知らなくて、周りの大学生にも今のプロジェクトの話をしたら、「何それ」という反応もあるので、もっと身近になれば良いなと思っています。
市長からも多世代交流の取組みについてお話を伺いましたが、是非実現してほしいなと思います。
市長
豊中市では子育て層の転入も増えてきていて、新しい友達や若い人と交流したいという人もいるので、若い皆さんには高齢者だけでなく、子育てしているパパ、ママと新しく接点を持ってもらうなど、いろんな世代の視点を持ってもらえたらうれしいです。そういった機会をどんどん作っていきますね。

池上 悠太さん
池上さん
近所に住んでいる人や、近所の企業の方が、どんな人なのかというのがわかる、地域で助け合える関係が築けるまちにしていただきたいです。自分が高齢者になったときにすごく楽しいだろうなと思います。
市長
そうですね。みんなが関わりたくなるような、そんな関係性を作れるまちにしていきたいと思います。
変えるのは難しいですが、一緒に頑張りましょう。

高柳 京果さん
高柳さん
このユースモという企画のように、若者がチャレンジできる場をこれからも設けていただきたいと思います。
私たちだけでなく、何か思いやアイデアを持っている人はたくさんいるはずなので、そんな人の活躍の場をいただければと思っています。
市長
やはりこれからの社会の主役は皆さんですから、そういった機会を大切にしていきます。

山田 果凛さん
山田さん
私たちが取り組んでいる、高齢者の孤立や介護期間の問題は、日本が国として抱えている課題だと思っています。
このプロジェクトを全国に広げていきたいという気持ちで活動をしています。
社会的な制約が様々ある中で、こういった企画など、行政側の応援をいただきながら、日本初の前例を作っていくことができていると思っています。
このような取組みを今後も続けていただければ、ありがたく思います。

市長
全国展開する点で言うと、地方型と都市型の2類型は最低でもパターン化してケーススタディとして持っておいてもらう方が良いと思います。
豊中市の中で様々な拠点を持ってデータをまとめて、どんどん良い広がりを展開してもらえたらと思います。
これからも、一緒にまちづくりをしていきましょう。
今日はありがとうございました。
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